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Chatworkのフリープラン“メッセージ40日制限”開始、マイチャットをメモ代わりに使ってた勢から悲痛の叫び…「私が悪い」「改悪」「課金した」反響多々 Slackも無課金は閲覧90日

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事前のアナウンス通り、10月6日をもってフリープランの内容が変更された。

グループチャットの利用上限数撤廃」という点がサービス内容変更の肝であったが(ために)、一部で戸惑いの声が上がる事態となっている。

Chatworkのフリープラン、メッセージの閲覧可能件数を「直近40日以内に投稿された最新5,000件」に制限

9月中旬にメールで案内はされていた

9月中旬にフリープランユーザーへ送信されたメール

メールやブラウザのポップアップなどで案内されていたものでは、これまで7個という制限があったグループチャットの参加可能グループ数の上限が撤廃されたというポジティブな要素が目立っていた。

普段メールをチェックしている人でも、上のメールを見て「へえ、自由度が増すんだ」くらいの印象でリンク先まで確認していなかった人が多かったかもしれない

ご利用に関わる重要なお知らせとなりますので、下記のお知らせページをご確認くださいますよう、お願いいたします

そう書かれたURLの遷移先にこそ、件の「40日ルール新設」がアナウンスされていたのだ。

OUT 参加グループ数制限 IN メッセージ閲覧制限

引用元:https://help.chatwork.com/hc/ja/articles/9319851372185

変更前:累計7個のグループチャット参加が可能(ユーザーごとに適用)

変更後:直近40日以内に投稿された最新5,000件のメッセージが閲覧可能(組織ごとに適用)

※上記URLより引用

ここの情報までに辿り着かなかったために今日突然「一部機能が制限されています」状態に陥った人が多いようだった。

「変更前」はグループチャットの話、「変更後」は閲覧可能件数の話というように内容的には別物の話が羅列されていたのも見落とされていた一因かもしれない。

ついでにフリープランではメッセージの検索オプションも設定できなくなっている。

有料プランに課金する?代替案は?

ブラウザ上、マスクが掛かった古いメッセージ履歴。透かしても見えない

マイチャットも同様に直近40日より前は閲覧不可に

当然過去に送受信したメッセージは見えなくなってしまったわけで、

「そういえばこの件、以前回答貰ってたな」と検索して過去のやりとりを遡ることもできなくなってしまった。

データを拾い出さなければ業務に支障をきたす人も当然いるわけで

改悪だとかよく見てなかった私も悪かったというような様々な反応が見られる。

さらにChatworkの便利な機能、メモ機能代わりになるマイチャットも同様の措置。

そんな人いないかもしれないが、自分にしか閲覧できないことをいいことに「王様の耳はロバの耳」の穴的な使い方をしている人にとっては

散々書いてきた不平不満や人の悪口なんかが自分の管理できない位置に放り出されるのはちょっと心中穏やかでないのではないだろうか。

(筆者は断じてそんな使い方してません)

乗り換えるならSlack?でもフリープランは「過去90日間」、有料プランはChatworkの方が割安

対抗馬というか同様のツールとして思い浮かぶであろうSlack。

しかしフリープランの無常か、こちらもメッセージ履歴にアクセスできるのは90日分のみ

メッセージ閲覧機能に制限がつかなくなる上位プランは下記の通り。

Chatwork「ビジネス」プラン 月500円
Slack「プロ」プラン     月925円
(※いずれも年払いの場合)

しかしChatworkは一度アップグレードするとダウングレードができないようで、その点も悩ましいところ。

企業とフリーワーカーの架け橋でもあり、突然機能に制限ができたからと言って互いに「有料にしてくれ」なんてことも言いづらいもの。当事者同士での対応が進められるのか、それともこの騒動を受けて何らかの追加アナウンスが出るのか?

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